メガネができるまでの流れ
STEP1: カウンセリング
快適なメガネをお作りするために、現在のメガネの不具合や、不満点をお伺いします。趣味や仕事など、新しくお作りするメガネの使用目的や、お客様の生活における使用環境などもお伝えください。お使いのメガネがございましたら、フレーム選び、視力測定の参考にさせていただきますので、是非、お持ちください。眼科処方箋をお持ちの方はあらかじめお伝えください。
初めてお作りになる方や、どのようにメガネを作ればいいのか迷っていらっしゃる方には、プロの立場から適切なアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
※通信販売をご希望の方はこちらをご覧ください。
STEP2: フレーム選び
国内外から、オシャレなフレームを数多くセレクトしております。お客様のスタイルに合うフレーム選びをお手伝いします。色・素材・サイズだけでなく、ブランドやデザインの歴史背景など、フレーム選びの重要なポイントをしっかりご説明させていただきます。海外ブランドに多い、低い鼻当ても交換可能です。 鼻盛り or クリングス加工で対応いたします。自分だけのこだわりメガネを見つけて下さい。
STEP3: 視力測定
メガネを作るうえで非常に重要です。最新コンピューター機器による視力測定をはじめ、熟練スタッフによる細やかな測定により眼の状態を把握します。お伺いしたご希望の用途に合わせて、テストレンズで見え方の確認を十分に行います。お客様のご了解をいただいた上で、最適な度数をご提案させていただきます。
コンタクトレンズをご使用の方は、外してからしばらく時間を置いてからの測定となります。保存液・容器はご用意しております。もちろん、眼科処方箋も受付しております。
STEP4: レンズ選び
カウンセリング・視力測定結果に基づいて、目的に合わせた最適なレンズをご提案させていただきます。HOYAをはじめ、東海光学、KODAK、NIKON、SEIKOなど、国内トップメーカーのレンズを取扱しております。サングラスレンズや、ブルーライトカット、伊達メガネ用の度なしレンズも取扱いしております。
※メガネレンズの詳細はこちらもご覧ください。
STEP5: メガネの加工
お選びいただいたフレームに合わせ、専用の精密機械を使ってレンズを削りだします。熟練スタッフが丁寧に、最終仕上げは手作業で行います。
お急ぎのお客様は、店内在庫レンズに限り、当日中に(1~2時間程度)お渡しすることも可能です。伊達メガネ用度なしクリアレンズや度なしカラーレンズ、度なしブルーライトカットレンズも当日お渡し可能です。納期のご要望にはできる限りお応えします。
STEP6: メガネの受取り (フィッティング)
お客様のお顔に合わせて最終調整を行います。お顔の幅・鼻・耳・角度などを合わせて、ずれにくく、かけ心地のよいメガネになるようにフィッティングします。フィッティング後、装用感、見え方をご確認ください。初めてメガネをかけられる方や新しい度数、レンズ設計にされた方は慣れるまでに時間がかかることもあります。
※同じ度数でもフレームの材質・形状によっては見え方が異なる場合もございます。
STEP7: アフターケア
アフターケアにも力を入れて取り組んでおります。メガネは、かかり具合のわずかなズレでも見え方が大きく変わることがあります。是非、定期的にメンテナンスにお持ちください。ご使用のメガネを長く使っていただけるよう、レンズ交換やフレームの修理も承ります。可能な限り対応させていただきますので、一度ご相談ください。電話やメールでお問合せの際は下記メガネのパーツをご参考下さい。
メガネの基礎知識
メガネのパーツ
プラスチックフレーム(セルフレーム)
フレーム全体またはフロントの主要部分がプラスチックで作られているものを言いいます。現在はアセテートが主流ですが、以前はセルロイドという素材が多く使われていました。その名残で「セルフレーム」とも呼ばれています。
メタルフレーム
フレーム全体またはフロントの主要部分が金属(メタル)で作られているものを言います。
金属材には、ニッケル合金、チタン、チタン合金、ステンレスなどが用いられてます。最近は、軽くて、錆びにくく、アレルギーが少ない、チタン素材を用いたものが主流です。使われる金属の種類によって細かい特徴は異なりますが、総じて軽くて丈夫です。
コンビネーションフレーム
フレーム全体またはフロント主要部分がメタルとプラスチックの組み合わせで作られているものを言います。
リム全体をプラスチック、ブリッジやヨロイ(智)、テンプルにメタル素材を使ったクラシックなコンビネーションも多く見られます。リム上部にプラスチックがかぶせてあり、さらに、ブリッジ部分が金属になっているものを”ブロー”や”サーモント”と呼びます。
メガネの素材
プラスチック素材
アセテート
綿花と高純度パルプから作られた植物繊維素系樹脂です。透明度が高く、色や柄の種類も豊富で、加工性に優れます。現在、プラスチック素材はアセテートが主流になっています。
セルロイド
象牙の代替品として開発された、歴史上最古の人工の熱可性樹脂です。かつてはプラスチックフレームのほとんどがセルロイドでした。発火性が高く、現在ではセルロイド製のメガネフレームを生産できる工場が少なくなり、希少性があります。アセテートに比べ、硬質で型崩れしにくいというメリットがあります。また、独特の色合いやツヤを愛するファンも多いです。
メタル素材
チタン
塩分に対してほとんど錆びることがなく、汗に強いという特徴があります。また、高い強度と弾力性に優れ、金属アレルギーも起こりにくく、メガネには理想的な素材です。チタン素材は加工が難しく、溶接や表面処理には高い技術が必要とされます。日本のメガネ製造のチタン加工技術は世界一とも言われています。
ハイニッケル合金
ニッケルとクロムの合金で、これまでメタルフレームの主流として使われてきました。錆びにくく光沢が長続きする性質があります。代表的な素材にサンプラチナが挙げられます。
ステンレス
軽量で、強度と耐食性に優れ、フィット性も高いため使いやすい素材です。ステンレスのシートメタルフレームは、かけた印象もシャープになります。
メガネレンズのお手入れ
メガネレンズはとても繊細です。ハッキリと見える深いキズはレンズに大きなダメージを与えます。大きなキズ、コーティング剥がれは、正常な見え方にも影響しますので、お早めにレンズ交換をご検討ください。残念ながら、細かなキズの補修や研磨、レンズの再コーティングはできませんのでご注意下さい。
・クリーニング方法
強く拭く必要はありません。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた液で優しく洗って下さい。メガネ拭きも定期的に洗濯してください。
・メガネレンズのコーティング
キズが付きにくい加工がされたコートでも、キズを防ぐには限界がありますので、丁寧にお取扱い下さい。